保護猫が我が家に…③（あーちゃん編）

こんにちは！ソラネコです。
以前の記事で、うーちゃんが家族になるまでの話を書きましたが、今回はそのうーちゃんの姉妹であるあーちゃんが、なぜ我が家に来ることになったのかについてお話したいと思います。

今までの経緯をざっくりと…
キジトラ姉妹猫である、うーちゃんとあーちゃんに一目惚れして譲渡会へ出向いた私。
２匹での引き取りを希望して申し込んだが、とても繊細・ナイーブな性格の姉妹の為、１匹ずつでの譲渡でお願いしたいと言われ、うーちゃんが我が家に。あーちゃんは別のご家庭にトライアルに…

あーちゃんの再トライアル

うーちゃんのトライアル期間が終わろうとしていた頃、なぜだかふとあーちゃんのことが気になり、里親サイトを開いてみました。するとあーちゃんが「里親募集中」として掲載されていました。

サイトには里親募集中の猫ちゃん達が載っていて、トライアル中の子は「トライアル中」と記載されています。あーちゃんも別の家にトライアルに行ったはずなのになぜ…
まさか！！と思った私は、すぐに担当者の方にLINEをしました。

「里親募集中となっていましたが、もしあーちゃんがトライアルがうまくいかずに戻ってきているならば、ぜひうちで引き取らせてほしいです！」と。

（今振り返るとかなり強引で一方的な連絡だったな…と反省しています。でも当時はなぜだか、心臓がバクバクして、すぐに連絡しないと一生後悔する！と思ったんです。それくらい必死でした！！）

しかしなかなか既読にならず…
すごく忙しい方だし、今も猫ちゃんのお世話や、もしかしたら捕獲中かも…返信が来るのを待った方がいいよね…、とすごく悩みました。
でも胸騒ぎ的なザワザワが収まらず、いてもたってもいられなくなった私は、厚かましいとは分かっていながらも電話をかけてみました。

すると担当者さんも忙しい中、すぐに折り返しの電話をくれました。

良いご家族だったけど、トライアルがうまくいかずにあーちゃんが体調を崩してしまい、戻ってきたこと、サイトの掲載を「里親募集」にたった今変えたばかりだということ、そして、もともと人気で申し込みの多い猫だったので、以前申し込んでくれた他の家族に、トライアルお願いの連絡をとろうとしていたところだったことを教えていただきました。
まさに虫の知らせ…いや猫の知らせだったんですね！！

あの時すぐに連絡をしていなかったら、きっと他の家族のもとへトライアルに行っていたことでしょう。

敏感でデリケートな性格のため、猫たちのことを想って、１匹ずつの譲渡ということになっていたのでずが、すでに我が家に来ていたうーちゃんが、特に体調を崩すことなく懐いてくれていたことと、今回の運命的な連絡のタイミングによって、あーちゃんのトライアルを承諾してくれました！！

こうして奇跡的にあーちゃんも我が家へ来る運びとなったのですが、感動的な姉妹の再会！を期待していた私達の気持ちとは裏腹に、我が家で２週間ぶりに再会した２匹は、まさに「はじめまして」状態でした……

※続きは「後編」へ